新しく会員が入会した際に、会員登録を行います。その際に「入会区分」という選択項目がありますが、今回はその入会区分について解説していきます。
会員区分について
まずは会員登録の手順について確認してみましょう。会員登録を行うためには、まず左メニューの「会員管理」を選択します。
会員管理を選択すると、まずは会員一覧が表示されます。このページで上部にある「会員登録」を選択します。
ここで出てくるのが「入会区分」です。この入会区分は、これから登録を行う会員が、PiCRO Managerにとってどういう状態かによって選択します。
- 通常会員・・・会員も保護者もPiCRO Managerに登録されていない(認証コードが新規で発行される)。
- 家族入会・・・会員はPiCRO Managerに登録されていないが、保護者は既に登録されている(認証コードは新規発行されない)。
- クラス追加・・・会員も保護者もPiCRO Managerに登録されている(認証コードは新規発行されない)。
- 再入会・・・退会一覧に登録されている会員を再度登録する(認証コードは新規発行されない)。
「再入会」については別の機会に解説しますので、今回はそれ以外の「通常入会」「家族入会」「クラス追加」の3つについて解説します。
通常入会
新規会員登録を行う際のほとんどが通常入会になります。PiCRO Managerに会員も保護者も存在しない=その世帯として初めて登録する場合は、通常入会を選択します。
この記事の続きを読んでいただいた上で、家族入会とクラス追加以外は通常入会と覚えて頂いた方がわかりやすいかもしれません。通常入会を選択した上で会員登録が完了すると、認証コードが発行されます。通常入会で会員登録を行った場合は、認証コードを保護者の方へ必ず教えてください。
家族入会
家族入会は、既にその会員の家族がPiCRO Managerに登録されている際に使用します。例えば「2年前からスクールに通っているA君の弟のB君もスクールに入会にすることになった」というケースです。
この場合、B君を登録する際に家族入会を選択すると、次のページで保護者検索画面が表示されます。このときにA君の保護者を検索・指定することで、B君がA君の保護者にひも付きます。そうすることで、保護者の方は1つのIDでA君とB君両方が管理できるようになります。
もしB君を登録するときに通常入会を選択すると、保護者の方はA君とB君をそれぞれ別のIDで管理しなくてはならなくなるので、注意が必要です。
また、「兄C君と弟D君が同時にスクールに入会する」という場合ですが、間違って両方家族入会を選択しないように注意しましょう。C君を通常入会で登録した後に、D君を家族入会で登録するのが正しい手順です。
クラス追加
クラス追加は、既にその会員自身がPiCRO Managerに登録されている際に使用します。例えば「月曜日クラスに通っているA君が水曜日クラスにも通うことになった」というケースです。この場合、登録する際にクラス追加を選択すると、次のページで会員検索画面が表示されます。
このときにA君を検索・指定することで、A君の情報もA君の保護者の情報も自動的にひも付きます。また、クラス追加は複数まとめて登録することが可能です。
通常入会や兄弟入会で会員登録する場合であっても、複数のクラスをまとめて登録する場合は、2つ目以降のクラスに関する入会区分は自動的にクラス追加となります。
まとめ
最後におさらいとして下記のようなシチュエーションを想定してみましょう。
2人の兄妹がそれぞれ2クラスずつ、同時に入会してくるという場合です。この場合に選択する入会区分は下記のようになります。
兄の1クラス目は通常入会、妹の1クラス目は家族入会、それぞれの2クラス目はクラス追加となります。これでヤマダ家は、2人の子どもの全てのクラスを1つのIDのみで管理できるようになります。ちなみにこれらを登録するのに4回会員登録の作業を行う必要はありません。
兄のサッカー(月)とサッカー(水)、妹のチア(火)とチア(木)はそれぞれ同時に登録ができるので、会員登録の作業は2回で完了します。
入会区分の仕組みを覚えておけば、どんなパターンの家族構成であっても対応が可能になります。入会登録の作業がスムーズになるように、ぜひこの記事を参考にしてみてください。