会員情報の「課金情報」に関する解説

PiCRO Managerの会員情報の中に、「課金情報」という項目があります。今回はこの課金情報に関して解説していきます。

課金情報とは

一言でまとめると、課金情報とは、月謝等の支払いに関するその世帯の支払い方法のことです。課金情報は「現金」「銀行引落」「振込」の3種類があります。このうち「現金」「振込」はシステム的に連動することはなく、例えば入金登録を行う場合などは手動で処理することになります。月謝等の回収において、PiCRO Managerを通さずアナログな方法で回収する場合は、「現金」か「振込」を選択します。なお「現金」と「振込」に機能的な差はありませんので、保護者が口座振込をする場合には「振込」、それ以外は「現金」を選択するという認識で問題ありません。

「銀行引落」について

PiCRO Managerを通して保護者から銀行引落で月謝等を回収する場合は「銀行引落」を選択します。銀行引落を選択した際に入力する情報について説明します。

  1. 金融機関検索・・・こちらを選択すると別ウィンドウが開きます。そちらでその世帯の銀行口座の金融機関と支店を検索し、指定します

  2. 普通、当座・・・その世帯の銀行口座が、普通か当座かを選択します

  3. 口座番号・・・口座番号を入力します

  4. フリガナ・・・口座名義を全角カタカナで入力します

  5. 顧客番号・・・こちらは、クラブとクラブが契約している金融機関(取纏銀行)の間で、顧客番号の入力が指定されている場合に入力します。特に顧客番号の入力が指定されていない場合には入力は不要です

  6. 取纏銀行・・・⑤でも触れましたが、取纏銀行とはクラブと直接契約している、月謝の引落を行う金融機関のことです。取纏銀行は1つの場合が多いですが、複数の取纏銀行があるクラブの場合は、登録する会員(世帯)によって、どの取纏銀行を指定するか正しく選択する必要があります。なお、取纏銀行については「マスタ管理」で登録・編集ができるので、会員登録を行うより先に、取纏銀行を登録しておきましょう

  7. 引落開始日・・・登録している会員(世帯)が、いつから引落に移行するかを入力します。一般的に入会して約3ヶ月目から、引落に移行するというケースが多いです。こちらは未入力でも登録を進められますが、引落開始日が確定したら必ず入力しましょう。この引落開始日以降に売上登録を行うと、その売上の支払方法が「銀行引落」となります。設定した引落開始日より前に売上を登録したり、または引落開始日が未入力のままで売上登録を行うと、口座情報等を入力していても支払い方法は「現金」になってしまうので、注意が必要です

まとめ

課金情報は会員ごとではなく、世帯にひも付く項目です。そのため「兄は銀行引落で弟は現金」という設定もできないですし、また同じ銀行引落であっても「兄はA銀行で弟はB銀行」ということもできません。どうしても家族内で課金情報を分ける必要がある場合は、それぞれ通常入会で登録して、システム上は別々の世帯という形にします。こうすることでそれぞれ別の課金情報を設定できますが、保護者は2つのIDを保持することになるため、マイページへのログインが面倒になってしまいます。極力、各世帯1種類の課金情報のみを登録することを推奨します。

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